いちの整骨院 (整体院) | 日記 | 今日は真面目なお話。当院設置機種の超音波治療器です。

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いちの整骨院 (整体院) の日記

今日は真面目なお話。当院設置機種の超音波治療器です。

2015.02.26

超音波療法は、振動板とよばれる金属の先端にクリスタルの粒子が埋め込まれており、その粒子が高速で細かく変形することで組織を震わせ、組織の振動により発生した熱で体の深部を加温する治療法です。
超音波療法は、体内に振動と温熱を加えることで、皮下組織に分布するパチニ小体(振動受容器)やルフィニ小体(温熱受容器)、関節包や靭帯に分布するパチニ小体(振動受容器)やルフィニ小体(温熱受容器)を賦活し、組織の血流の改善や治癒の促進、柔軟性の改善を行います。特に、深部のルフィニ小体は組織温度が38℃~42℃に上昇しないと賦活しないため、ホットパックのような表在の温熱では賦活せず、超音波療法のような深部への加温が必要となります。
超音波は通常、振動板が1秒間に100万回振動する1MHzと、1秒間に300万回振動する3MHzの2つの周波数帯が使われます。1MHzは約5cmの皮下組織への深部加温効果があり、3MHzは約2~3cmの皮下組織への深部加温効果があるといわれています。
超音波療法で期待できる治療効果は、連続モード(Duty 100%)で高出力(1.5w/c㎡~2.0w/c㎡)使用することにより、組織のマイクロマッサージ効果と組織温度上昇による温熱効果、温熱での神経伝達変化による多少の疼痛抑制効果が期待できます。また、パルスモード(Duty10%~20%)で低出力(0.1w/c㎡~0.2w/c㎡)で使用することにより、非温熱による炎症の緩和と治癒の促進、細胞内カルシウムの増加による骨折後の骨癒合の促進効果が期待できます。
 超音波療法は、パチニ小体(振動受容器)、ルフィニ小体(温熱受容器)の2つの受容器を同時に賦活させた方が治療効果が高いため、患者様が温熱感を感じるように振動板を出来るだけゆっくり動かすことがキーポイントとなります。振動版を動かす範囲は、振動板の2倍の面積までで、4~5cm/秒のスピードで動かすのが理想と言われています。
参考文献 
ちょっと難しいですよね。まー高性能の医療機器と言う事で。。。

今日は真面目なお話。当院設置機種の超音波治療器です。

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