いちの整骨院 (整体院) の日記
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血流についてのお話です。
2015.09.29
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今回は血流についてです。
人間の血管の長さは全部つなぎ合わせると10万キロあるそうです。
地球一周が4万キロですからなんと地球2周半です。
しかも血液はたった1分程で全身を一周してしまうそうです。
本当?!と驚くと思いますが、血管の95%は毛細血管です。
ちなみに毛細血管は顕微鏡レベルでないと見られません。
つまり人の体は全身にこの毛細血管が張り巡らされています。
毛細血管とは何をしているかと言うと、細胞に酸素や栄養を渡し、
細胞から老廃物や二酸化炭素を受け取ります。
この時、老廃物や二酸化炭素を静脈に流せなければ、大切な酸素や栄養といったものが
受け取れない。この状態を充血とかうっ血と言います。
痛みの原因は痛みを感じるセンサーに酸素が足りない時に起こります。
この酸欠を補う事こそ痛みの解放につながるのです。
ここでポイントとなるのが、動脈には心臓のポンプがあるのに対して静脈には
そのポンプがありません。その為、筋肉の拍動によって心臓へ帰っていきます。
これを筋ポンプと言います。
これらのことからも血流を良くする必要性をご理解して頂けたと思います。